「結婚したいなぁ」と考えた場合、彼氏や彼女がいなければ、相手を探す婚活をすることになります。
婚活内容としては、友達からの紹介、婚活イベントやパーティーへの参加、アプリの利用、結婚相談所へ入会など様々あります。
たくさんの出会いがあれば、それだけ結婚相手と巡り合う確率も高くなるので、積極的に異性と関わることが大切です。
婚活中の男女は、選択肢を増やすために、同時進行することが当たり前なのです。
結婚を真剣に考えるあまり、1対1というスタイルを重視する方もいるでしょうし、同時進行に対して悪いイメージを持つ方もいるかもしれませんね。
しかし、婚活中においては、控え目な姿勢によって出会いを減らしてしまうかもしれません。
婚活中の同時進行は、1対1の恋愛中に行う同時進行とは全く違うのです。
これまで出会いがほとんどなかったという方は、今の状況を変えるために、とにかく出会いの数を増やすことが大事なのです。
今回は、婚活中の同時進行について苦手意識がある男女のために、同時進行のやり方やメリット、デメリットなどについてご紹介します。
目次
婚活中の同時進行は暗黙のルールである!
恋愛の場合、同時進行すれば浮気や二股などと言われているので、良い印象は全くないかもしれませんが、婚活の場合の同時進行は当たり前です。
真剣に結婚相手を探す婚活ですから、同時進行を敬遠してしまうという方もいるかもしれませんが、実際にはどこででも自然に行われていることです。
同時進行が暗黙のルールになっている理由についてご紹介します。
付き合う前の段階だからOK!
まず、婚活は恋愛中ではないということが念頭にあります。付き合う前の段階では、浮気でも二股でもないので、同時進行することはダメなことではないのです。
例えば、就職活動の際、1社だけに絞って面接や試験を受けるという方はいませんよね。
採用してもらえなかった場合に備えて、何社も受けるということが当たり前の行動です。
婚活も就職活動と同じようなものなので、付き合う前の段階であれば、2人でも3人でも、関われるだけの異性とやりとりすれば良いのです。
結婚相手を探す活動の中で出会った異性とたくさん関わることに対して、後ろめたさや罪悪感を抱く必要もないのです。
結婚相談所では当たり前の話
結婚相談所を利用して婚活する方もいるようですが、その際に担当者が同時進行を勧めることは珍しくありません。
気になる人がいたら申し込むわけですが、申し込むことは付き合うことではないので、結婚相談所では、複数の異性と同時進行できて、好きな人ができたら絞り込むのです。
ただし恋愛の場合の同時進行は禁止事項に当たるので、慰謝料や違約金が発生することもありますから、どの段階で同時進行がNGになるのかについて確認しておきましょう。
同時進行で婚活の成功率アップ!
婚活中の同時進行によって選択肢が増えれば、自然に成功率もアップしていきます。
同時進行によって見る目を磨くことができて、理想の人についてもわかりやすくなるのです。
ここでは、同時進行の最大のメリットについてご紹介します。
理想の人がわかることこそが最大のメリット
婚活対象を一人だけに絞ってしまうと、他の異性に目がいかなくなりますし、出会いも増えることはないでしょう。
しかし、同時進行の場合は、様々な異性とやりとりすることができます。
その中から自分にとっての理想の人はどんな人か、思い描くようにもなれるでしょう。
例えば、自分を引っ張ってくれる異性が自分にとって良いパートナーと思っていたと仮定します。
引っ張るタイプの異性と実際に接してみた時、違和感がなければ良いのですが、引っ張られることに対して窮屈さを感じた場合はどうでしょうか。
婚活対象が一人しかいないということで、そのまま我慢するか、また最初から新たな出会いを探すことになります。
しかし、同時進行していれば、色んなタイプの異性と常に関わることができます。
引っ張るタイプの異性ではなく、受け身タイプの異性、どちらでもないタイプの異性など、様々なタイプの中から結婚相手を探すことができます。
色んな異性と触れ合い、やりとりすることで、どのタイプが自分にとっての理想の人なのか気付くことができますから、恋愛や結婚対象も自然に絞ることができるのです。
ですから、自分の理想の人がわかることこそが、同時進行の最大のメリットと言えるでしょう。
同時進行は具体的にどうやるの?
同時進行のメリットについてご紹介してきましたが、実際にどんな風にすれば良いのかわからないという方もいることでしょう。
ここでは同時進行のやり方についてご紹介します。
人数は2~3人くらいから始めよう
同時進行する場合、関わる人数は特に決まりがありません。
しかし、あまりに人数が多いと誰が誰かわからなくなり、選択する際にも絞り込むことが難しくなる可能性があります。
まずは2人~3人くらいから始め、慣れてきたら徐々に人数を増やしていくと良いでしょう。
目安の期間は1か月程度
同時進行する場合は、ある程度期間を決めることもおすすめします。
結婚したくて婚活するわけですから、長時間進展がない状態を続ける意味はありません。
連絡を取り合う中で、相手の反応や相性を探りましょう。
期間は1か月くらいです。
その中で、メールや電話でやりとりし、デートもします。
関わるうちに、自分と合うかどうかがわかるはずですから、理想の相手ではないとわかった場合はさよならし、同時進行の異性を一人増やしましょう。
実際に会う回数は5回程度
婚活は、実際に会うことがポイントです。
メールや電話だけでは、わからないことも多いからです。
同時進行の場合は、会う日時がかぶらないよう調整しなければなりませんから、ダブルブッキングがないように気を付けましょう。
自分に好意があるかどうか、会うことでわかりますので、盛り上がりに欠ける場合や素っ気ない場合には執着しないことです。
同時進行の場合、他にも候補はたくさんいますから、次の異性へ行きましょう。
付き合うことになったら同時進行は卒業!
当然ながら真剣に付き合うと決めた場合は、他の異性とのやりとりは終わりにしましょう。
同時進行中に異性との関係を上手く築けた方ほどさよならすることは難しいようですが、同時進行はあくまでも本命を見つけるまでの手段ですから、好きな人ができて両想いに慣れた場合は、できるだけ早く他の異性とはお別れしましょう。
気を付けよう、同時進行のデメリット!
婚活中の同時進行のメリットとやり方などについてご紹介しましたが、同時進行の婚活ではデメリットもあります。
ここでは、同時進行のデメリットについてご紹介します。
かなり時間を使う
同時進行はそれなりに時間を使います。
メールも電話もデートも、本来であれば一人で良いことを複数人にするわけですから、時間がかかるのです。
多忙時は大変なこともあるでしょうが、幸せになるために必要な時間だと割り切るしかないと言えます。
精神的に疲れる
やりとりする相手からの反応が良い場合は、返事することが負担になることもあるでしょう。
返信がすぐというタイプがいれば、時間をかけてやりとりしたいというタイプもいるからです。
相手によって返信の速度を変えて、また内容も覚えていなければなりません。
また、気持ちも揺さぶられることがあるので、精神的に疲れることが予想されます。
二股だと思うタイプもいる
同時進行のデメリットとして、相手にバレた時に印象を悪くするということもあります。婚活中の同時進行は暗黙の了解でも、中には「絶対に嫌!」という方々もいるからです。
お相手が二股のように思ってしまうタイプの場合は、絶対に隠しておかなければならないので、心的な負担もあるのです。
同時進行のデメリットは自分で解決していくしかない
デメリットがあることは仕方がないことです。無理だと思うこともあるかもしれませんが、いずれは慣れるものなので、とにかく焦らず進めていきましょう。
途中で限界だと思ったら、少しスピードを落とす、人数を減らすなどして、一息入れることも一つの方法です。
同時進行の終わりは上手に伝えよう!
素敵な人と出会えて交際することになったら、きちんと関係を断つことが大切です。
ここでは、同時進行していた時にやりとりしていた異性へ、上手に終わりを伝える方法をご紹介します。
理由を作って丁重にお断りする
好きな人ができたことを伝えたくない場合には、仕事の忙しさや疲れなどを理由にしましょう。
例えば、以下のように感謝の気持ちを伝えて終わりにするのです。
・「婚活をずっとやってきたのですが、ここにきて疲れてしまいました。しばらくは友達や家族との時間を大事にして、心を休ませようと思います。お世話になりました」
・「仕事が忙しくなったので一度婚活をお休みすることにしました。今までありがとうございました」
わかりやすくはっきり伝える
やんわり断る場合は、上手く相手に伝わらず、その後も連絡が続いてしまうこともあるので、以下のように正直に伝えることもおすすめです。
・「ご連絡がなかなかできなくて申し訳ありませんでした。実は、この度お付き合いすることが決まりまして、ご連絡致しました。私も突然の出来事でまだ整理がついていない状態なのですが、お相手ができた以上は○○さんとのやりとりも終わらせなければいけません。色々お世話になりました。○○さんの婚活も上手くいくことを願っています。さようなら」
・「突然で申し訳ないのですが、好きな人ができたのでご報告させていただきます。○○さんには楽しい時間をたくさん頂いてとても感謝しています。○○さんにも素敵な出会いがあることをお祈りしています。ありがとうございました」
音信不通になる
伝えることが苦手という方は音信不通になるという方法もあります。
数回のやりとり程度であれば、連絡がなくなったことが終わりだと相手にも伝わるでしょう。
しかし、複数回やりとりし、デートもしている場合には突然の音信不通は相手に心配をかける可能性があります。
短時間でもお世話になり、関わった相手に対して感謝の気持ちがあるのならば、一言連絡を入れたほうが良いかもしれません。
同時進行で注意すべきこと3個
婚活中の同時進行の場合は、相手に対しての配慮も必要です。
ここでは、同時進行する際の注意事項を3個ご紹介しましょう。
1 同時進行を気づかれないようにする
婚活中に同時進行することが当たり前だとしても、相手に気づかれないようにすることはマナーと言えます。
「実は同時進行していて、あなたもその中の一人なんです」と言われたら、やはり嫌な気持ちになりますよね。
正直に伝えたいという気持ちがあっても、同時進行について聞かれても話さず、相手にも言及しないようにしましょう。
2 名前や職種など基本的なことを間違えない
同時進行していると、話した内容がわからなくなることがあります。
名前や職種はもちろんですが、会話した時にはその内容を忘れないようにメモしておきましょう。
3 タイプが現れたらどちらかに決断する
「もうこの人に決めよう!」と思ったタイミングで、魅力的な異性が現れることがあります。
気になる異性がいたらどんどん増やせることは同時進行の醍醐味ですが、あまり選択肢が増えると婚活が長引く可能性があります。
いつかは一人に絞らなければなりませんから、3人、4人と人数を決めて、それ以上になったらこれまでやりとりした異性と新しく出会った異性を天秤にかけてみましょう。
どちらを失くしたら辛いかを考えるのです。
誰が大切な人なのかについて考えることで、許容量オーバーになることがありませんし、自分にとって必要な異性が誰なのかがわかり、パートナーを決断する良いきっかけにもなるでしょう。
まとめ 婚活中の同時進行はダメなことではない!
ご紹介したように、婚活中の同時進行は、注意すべきこともありますが、誰でも簡単にできることだとおわかりいただけたことでしょう。
同時進行という言葉から、恋愛においてはあまりよくないイメージを持つかもしれませんが、婚活の段階では浮気でも二股でもないのです。
出会いを求めているだけですから、後ろめたい気持ちになることはないのです。
婚活中の同時進行は、結婚するために有効な手段です。
お付き合いしているわけではないので、誰のことも裏切っていませんから、罪悪感を抱かず、前向きな気持ちで行いましょう。
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恋愛ゲームのシナリオや恋愛小説、恋愛コラムなど恋愛関連の執筆の他、美容や健康など様々な種類の執筆を行っています。
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